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森博嗣 『工学部・水柿助教授の日常』 [読書感想文]

私はたぶんもはや森ファンなのかもしれません。

だって水柿先生可愛すぎ!とか萌えながらこれ読んでたし。
つーか須磨子さん可愛すぎ!

小説という名のエッセイとして読みましたw
森家いいなぁ。

いやー。
おもしろかった!
2巻も読むぞぉ。


工学部・水柿助教授の日常

工学部・水柿助教授の日常




タグ:森博嗣

アガサ・クリスティ 『アクロイド殺し』 [読書感想文]


アクロイド殺し (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

アクロイド殺し (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

  • 作者: アガサ クリスティー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2003/12
  • メディア: 文庫



ミステリ界の名作。
2003年のハヤカワ文庫版で読みました。

これを1926年に出したアガサ・クリスティが信じられない。何ですか?天才ですか?神ですか?

残念ながら、私は2010年の現代人でミステリ好きなので、犯人はわかってしまいましたが、それでも最後まで大変面白く、楽しく読めました。
途中で犯人わかって面白く読める作品は多くありません。各章が短めでテンポよく進むのと、シェパード先生のお姉さんのキャロラインが面白くてサクサク読めました。
ポワロさん大好きなのでだいぶ補正が入ってるのかもしれないけど。

クリスティの最高傑作や、世界的なミステリの名作という修飾はお世辞じゃなかったんですね。今更私が賛辞を送るまでもない名作です。

最後に、この作品にまつわるフェアかアンフェアか論争ですが、私が発表当時の読者ならアンフェアと言ったかもしれません。
今はフェアだと思います。

これから読む方は、予備知識なしで、騙されるつもりで読んだ方が楽しいと思います。
ヘイスティングスもジャップ警部も名前しか出てこないのでちょっと淋しいですが、なんせキャロラインとか、カネカネうるさいセシル・アクロイドとかキャラクター豊かで飽きません。

M『L change the world』(小説) [読書感想文]

読みました。映画は観てません。
ちなみにデスノも読んでない(原作)。ジャンプパラ見したくらい。映画は観た。タガイチガイ。

感想は、まぁ、L好きなんで。(意味不明)

著者M。
文章が下手。
小説も下手。
ミステリを書いたことが無い、もしくはミステリ書きに向いてない。
ある程度ライトノベルは書ける。
別にLに萌えてない。
大阪弁が喋れない、またはネイティヴの大阪人ではない。
若い男。

という印象を受けた。
『大胆な発想と確かな構成力が高く評価され』てる『第一線で活躍する作家』らしいけど、誰でしょうか?
もちろん、上記の印象は、著者が意図的に演出している可能性大です。覆面作家なんで、自分の文体とか得意技は使ってないだろうし。実は女で大阪生まれのめちゃめちゃL萌えかもしれない。

それを踏まえて、なんでこんな書き方したのかと思う。
いろいろ制約があったんだろうけど、せっかくL最後の事件なんていう面白い題材なのに、文章と構成が下手で作品として面白くなかった。
原作と違うから好きになれない…とかいうノベライズにありがちなマイナスじゃない、そもそも原作読んでないし。小説作品として、読めるレベルじゃなかった。Lも、真希も、犯人とかも心理面が軽い。人の感情というより記号でしかない。かと思えば物理描写も上手くない。動きが流れていかない。場が見えてこない。あと地の文がLマンセーってどうなの?読んでて引くけど。
構成も、ここでそれ出すならもっと前にやっとけ!というとこがあるし、見せ方が悪い。

この本の素晴らしいとこは、表紙、口絵、装丁です。1800円払ってもいい。(定価1365円)
なので、壁大手の同人誌だと思って読みました。
誰か書き直してほしいー。
舞城がいいな。

古川日出男 『ベルカ、吠えないのか?』 [読書感想文]

ベルカ、吠えないのか?

ベルカ、吠えないのか?

  • 作者: 古川 日出男
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2005/04/22
  • メディア: 単行本

古川日出男初めて読んだ。
なんじゃこりゃ?

すごい。
すごすぎる。

最初タイトルだけ見た時はベルカっちゅー犬と飼い主の話でどうせ最後にベルカが死んじゃってエエ話なんやろ、とかバカにしてた。
全っ然、違いました。
すいませんでした。
ほんとすいませんでした。
歴史の勉強みたいで非常に疲れましたが、文章上手いのとイヌが可愛いのと怪犬仮面が可愛いのと老人がかっこいいので苦痛ではなかった。

面白かった!


タグ:古川日出男

水森サトリ 『でかい月だな』 [読書感想文]

小すば受賞作。
ぶっちゃけかなり期待してなかった。すばる受賞作をいくつか読んだ時、どれもかなりつまらなかったので、小すばもどうせ同じだろと思ったんで。ただほぼネタのために読み始めました。

ところがですよ、予想外にスゲー良かった!

まぁよく考えたらかごめとかあんま必要性感じないんだが、逆にただ説明役だから出てる感じしてきてアレだが、そういう細かいとこはどうでもよくなる。

この作者の文章がとてもヒットだった。
出てくる人物たちも。
ストーリーも。
よくあるキレイごとじゃない。

お気に入り決定。

個人的には、干物屋の姉さんがヒジョーに気になります。

しかしなんで小すばなんだ?テーマとしちゃ全然純文でいけるじゃん。ちょっとラノベ入ってるからか?
んー…まぁエンタメかぁ…小すばで正解かぁ…
どこから面白い新人が出てくるかまるで見当つかないな最近。


綿矢りさ 『夢を与える』 [読書感想文]

インストール』と『蹴りたい背中』を読み、綿矢りさの文章力はかなり高く評価しています。
が、今作は一文目から最終文まで、読むのが辛かった。ツマンナスギテ!!

綿矢りさの小説でこんなつまんない感想しかないとは予想外だよ。
設定、文章、構成、キャラ、ストーリー、全部すごいダメ。つまり私がそれだけ期待して読んじゃったんだけど。
芥川賞後第一作でみんな待ってて期待してて、久しぶりに出てきたのがこれでスゲー駄作って烙印押されてるみたいだけど、だからといって綿矢りさを見かぎるわけではなく、次出たらまた読みたいです。
でもこれからこういうのしか書かないならもう読まないかな。

絶対カレシがホテルに男友達なんか連れてきたら回されると思いますよ普通。芸能界の描写もキレイすぎるし、こんな枚数使う話か?と疑問。最終章、この話がここで終わったことが唯一良い点だと思いました。


高瀬ちひろ 『踊るナマズ』 [読書感想文]

歴代すばる文学賞作品を読んでみようキャンペーンなので、頑張って読んだだけ。
つまらなかった。読むの苦痛レベル。
妊婦が胎児に語りかけるというスタイルはおもしろいけれども、好きじゃないし、ナマズがどーとか、性がどーとか生理がどーとか子宮がどーとか、どうでもいいなぁ。一真もべつに出てこなくていいし。出てこないと別の話になってしまうが。これだったら、変な(と周りからは思われているらしい)叔母さんのエピを掘り下げてそっちへいってほしい。登場人物の誰一人として面白い人間がいない。
中身が全然心惹かれないうえに文体もまずい。
わかりやすい。平易。味がない。
だいたい、オチとか最初からわかってしまうしなー。なんでこれが受賞したのかわかりません。
中島たい子の『漢方小説』のほうが、まだ読めた。去年の受賞作『幻をなぐる』もソートーつまんなくて飛ばし読んだけど、すばるってつまらんのがデフォ?金原ひとみは異色かな。


綿矢りさ 『蹴りたい背中』 [読書感想文]

インストール』が良く出来ていたので期待値が高すぎたのか、こちらは驚くほどの良さは感じませんでした。

文章による表現、特に物の例え方がすごく上手いけど、反対に心理描写は普通て感じ。
『インストール』は全文が10段階で8とかだけど、こちらはたまに10が出る。でもたまに以外は5。そんな感じ。

話の内容は、クラスの余り者の女子高生が主人公で、いじめられてるわけじゃない、むしろ自分から周りを見下して おまえらとなんか付き合えねーよ というわりに一人ぼっちはさびしいというワガママな若い女の子小説だけど、同じあぶれ者の【にな川】と、同じだけどまったく違うとことか、比べてしまって優劣をつけようとするとことか、素直でいい。

名付けようのない(つーか名付けることに意味がない)背中を蹴りたいという気持ち。
ようワカランが、若くて、よかった。しかも実際蹴ってるしねこの女。更に、蹴られても気付かないふりに徹する【にな川】がやっぱキモくて素晴らしい。落ち着くよギャップがなくて。

うーん、でも『インストール』のがおもしろかったなー。


綿矢りさ 『インストール』 [読書感想文]

そんなこんなで初・綿矢りさです。いやぁ素晴らしい!一言で尽きます。
17歳女子高生作家のデビュー作、とか煽られてて正直期待してませんでした。きっと若い女の子特有のテーマ、文章だと踏んでいました。
テーマは割と当たってたつぅか、やっぱ若々しいけど、文章ですよ、文章!バカにしててすいませんでした。素晴らしいです。

綿矢りさは文章が上手い。という書評がたくさんあったけど、どういうこと?と不思議だった。実際読んでみてよーくわかりました。上手い。
文章による表現力が豊か。
セリフが軟らかい。
ありきたりの単語の羅列なのに、こんなに美しいのがすごい。
しかも色が綺麗。

内容の方はわりと普通ですが、この文章で文句なしの名作だと思います。この年代の、高校3年生の女の子の思考、生き方を実に見事に記してあると思いました。もっと評価されていいはず。

しかし最後何も変わってないと知りつつ学校行くことにしたのはうーん、まぁしょうがないのかなあ。あと不満なのは文庫の裏の紹介文に、【コンピューター部屋から覗いた大人の世界を通して、二人の成長を描く】ってあるけど、違くない?
大人の世界なんてそこにあったか?二人は成長したか?
どうもそういう話じゃない気がします。


金原ひとみ 『蛇にピアス』 [読書感想文]

ものごっつ今更数年前にチョー話題になってた芥川賞&すばる文学賞受賞作を読んでみた。ハードカバーで読んだけど、文庫はラストが違うんだっけ?
なんつーか、一回も止まらずスラスラ〜と読み終わっちゃった。つまり、どこも引っかかってません。読後の感想としては、「それで?」かなあ…(T_T)
競馬じゃないんだから、引っかかってほしいなあ。つか、引っかからせてけれ。

枚数が短いから主要人物は3人。女1男2。いいですねーこのサンカク関係っぷり。えーとルイとアマとシバさんだっけ?みんなそれとなく壊れてていいね。
しかし全然共感はできなかった。

共感できるできないで小説の優劣は決まりません。
自分にわかるから良い、わからないから駄目、ってことはない。
テーマも雰囲気も文章も好きじゃないけど、構成つーの?
展開の仕方は好きだなー。
変に描写しないんだよね。私は会いに行こうと思った、の次の行でもう会って会話、みたいな。速っ。その速さがよかったなぁ。テンポがいいってのとはまた違う気がするけど。

《理解はできるような気はするけど共感はできないけど好きじゃないけど、よく書けてると思う作品》だと思いました。
改題前の『甘い死臭』のほうが、内容に合ってると思うが、まぁ売るためには『蛇にピアス』だよな。穿った見方すれば、芥川授賞は綿矢りさとのW受賞による話題作りのため?(実際あれはアイドルユニットみたいによく計算された授賞だと思う)
誰かが村上龍『限りなく透明に近いブルー』に似てるっつってたけど納得。加えて若いキレイな女の子がちょっと過激っぽいこと書いて性描写すれば選考のオッサン達がウハウハで好感度UPってのもチラホラ見えてしまう気が…。

この作者は一作毎に上手くなってるらしいので、順番に読んでみたいと思います。


舞城王太郎 『煙か土か食い物』 [読書感想文]

煙か土か食い物 (講談社ノベルス)

煙か土か食い物 (講談社ノベルス)

  • 作者: 舞城 王太郎
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2001/03/07
  • メディア: 新書

一言でいうと、満点を捧げたい。何だこれは。面白すぎる。もちろんミステリとしてではなく。
読んでよかった。久しぶりに、他の人にオススメできる小説だった。

しかしまー、煙か土ってのはわかるが、食い物って??


タグ:舞城王太郎

西尾維新 『クビキリサイクル』 [読書感想文]

ぶっちゃけ期待外れ。

なんだか皆、西尾維新はすげえ、すげえ。というし、
なんだか彗星のように現れて学生のうちにデビュー、以来若手の中心人物
みたいな印象を受けたので、どえらい期待して読んでみた。
メフィスト賞だし。とりあえず読んどけみたいな。

つまらんかったとか、駄作とは間違っても思いません。
おもしろかったし、読んでてちゃんと楽しかった。玖渚かわいかった。メイドさん萌えた。ページ繰るのが苦痛とかはなかった(それは清涼院のやつだ)。
けどなー。

ラノベのわりにミステリー、ミステリーにしてはラノベ

よく出来てるとは思うんだけど。すごい期待して見てしまったし、初めて著者名と書名を知ったときは何の疑いも無くラノベだと認識していたがメフィスト賞だと知った時点からミステリーの色眼鏡で見るようになった、つまり私にとってこれはミステリーだったんだけど、それにしちゃ「え?それでいいの?」みたいな軽さがびっくりつーかがっくりの原因でしょうか。ミステリーの名作、というのではないと思います。

というかもっとぶっちゃけますとね、玖渚はかわいいし、他のキャラ達もちゃんと立ってるし、よく描けてるとは思うんだけど、この天才達、あんま天才って感じがしな…
えー。あとね。たぶんこれが壊滅的に大打撃だったんだけど、いーちゃんが嫌いですね。私は。
孤島・美女・天才・密室・殺人と重なると、どうしても森博嗣『すべてがFになる』を思い浮かべます。そして比べてしまう。他の点ではともかく、天才、その一点でどうしても『すべてが』のほうに軍配が上がってしまいました。もっとも『クビキリサイクル』と『すべてがFになる』では天才の定義が違うのかもしれない、違う生き物なのかもしれないけど、束になってかかったところで真賀田博士に笑われて軽くひねられておしまい、って感じが…。

ともあれ、ファッショナブルなので続きも読もうと思います。たしかにすごいと思うし。
そのすごさが、ミステリーの書き手として、ラノベの書き手として、ではなく、言うなればミステリーとラノベの間の壁をぶち抜いて2部屋を1部屋にリフォームしましたという、リフォームの匠のすごさ、新鮮味。

あとはネタバレ感想なので、未読の方はご注意下さい。

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森博嗣 『封印再度 WHO INSIDE』 [読書感想文]

封印再度 (講談社ノベルス)

封印再度 (講談社ノベルス)

  • 作者: 森 博嗣
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1997/04/03
  • メディア: 新書

タイトルがめちゃくちゃ上手いのでものすごい期待して読んだら、ミステリとしてはそれほどでもなく上中下でいうと中です。まぁ普通。当たり障りない。といった感じ。

しかしま~、西之園さん相変わらずというか、自分では何も言っていないとはいえ、警察の人間であると誤解させるようなことしていいんでしょうかね?西之園さん嫌いっていう人はこのへんが原因でしょうか?
なんだかんだいって甘えてるんですよね。犀川先生もいつだったか指摘してましたが。
お嬢様だし、叔父さんが県警の偉い人なのでまぁなんとかなるだろう的な甘さ。

以下ネタバレです




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タグ:森博嗣

森博嗣 『詩的私的ジャック JACK THE POETICAL PRIVATE』 [読書感想文]

詩的私的ジャック (講談社ノベルス)

詩的私的ジャック (講談社ノベルス)

  • 作者: 森 博嗣
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1997/01/07
  • メディア: 新書

『詩的私的ジャック』読み終わりました。

えー!?

・・・。
・・・。

やっぱりここまでで面白かったのは、『すべてがFになる』と『笑わない数学者』です。

『笑わない数学者』は、実は何年か前に初めて読んだ森博嗣作品で、あまりにも面白かったのでこの先読みたいリストに彼の名が加わったというミケ的記念作品です。
しかし何が面白かったかというと肝心なミステリの部分ではなく、もちろん犀川&萌絵の恋愛話的側面などどうでもよく、
ものっすごい哲学書だ!

と、当時ミケは大興奮したのでした。
はっきりいって推理小説だと認識していなかったようです。トリックも犯人も全然覚えていませんでした。(こないだ間違ってまた借りてきた)
なのに、「すげーおもしろかった!」という印象が残っていたのはひとえにラストの一文のせいです。

すげー!すげー!
と思っていたら、その更に上に『すべてがFになる』が来たわけですけれども。(いったいどんだけすごいんだ)

今作はそこまでガツンとくるものがなかったなぁ。いちおう、自分で犯人を考えてみながら読んでたのですが、はずれました。
これまで4冊読んできて、このシリーズでは犯人が誰かを予想するとき【動機】からではまずムリで【誰なら可能か】を考えたほうが当たるなぁと思いました。

以下、ネタバレ含む感想です。
(ケータイで見ると追記も一度に表示されてしまうので、お気をつけ下さい)

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タグ:森博嗣

たまには読書もする [読書感想文]

最近になって森博嗣を読んでいます。(遅っ)
とりあえず犀川&萌絵シリーズを順番通り読もうと思ってます。
今日は『詩的私的ジャック』。4冊目ですね。
ここまででミケ的に面白かったのは、『すべてがFになる』(1冊目)と『笑わない数学者』(3冊目)です。
タグ:森博嗣
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